ものすごく運動をした日の夜や翌日
「息をするのも苦しいくらいの筋肉痛」
「深呼吸できないくらい胸が痛い」
「笑ったりするのもキツイ背中と胸の筋肉痛」
になったりすることがあると思います。
困った筋肉痛…というのは間違いで危!
これは筋肉痛ではなく「肋間筋損傷」というケガです!
ふつうの筋肉痛みたいに
「軽く運動すれば治る」とか
「ストレッチでほぐして直す」というのは大間違いで
基本的に筋肉痛とは違うので「冷やして安静」が正解です。
胸の痛みを起こしやすい運動
こんな動きをしたときにおこりやすいので注意です。
- 特に体をひねる動きや腕を横に振り回す運動
- ゴルフやテニス、野球など遠心力がかかる動き
- 格闘技などのフック(横から回して叩く)動き
- 無理な体制で体を回して物を取ろうとしたとき
- ストレッチなどで無理に体をねじったとき
- 咳やくしゃみが続いたとき
最後の項目の「咳やくしゃみ」でも痛めてしまうデリケートな場所なので、
無理な動きでけがをしてしまうのも納得です。
ひどいときは骨にヒビも入っちゃうらしいので、
あまりにも痛かったら病院に行くのがいいと思います。
治るまでの期間
私(40代前半デスクワーク生活&運動不足)の場合でも
最低1週間はかかります。
1週間後、生活はできるけど、また同じような運動はちょっとキツイ。
とにかく無理は禁物ですね。
- 日曜日…フックをメインにした激しい運動をする。夜中寝ていて痛みを感じる。
- 月曜日…息をするのも痛い。動くのに支障がでる。
- 火曜日…普通の呼吸はできるけど、深呼吸や笑うのがキツイ。
- 水曜日…昨日と同じに痛い。くしゃみとか激痛。運動無理。
- 木曜日…笑っても大丈夫だけど運動は無理。
- 金曜日…激痛はないけど、背中の奥とか、まだ痛い。
- 土曜日…生活に支障はない。治った気がする。
- 日曜日…先週と同じ動きができるけど、50%くらいの強さで動くとやっぱり痛みがある。
こんな感じです。
参考までに直すためにこんなことをしていました。
- シップ
- 温めない(長風呂しない)
- できるだけ安静
- くしゃみしないようにマスク
- 笑わない
あと、あまりにもキツイときや笑わされるような場合は
長めのタオルで肋骨の下部分をギュッと締めたり、
手を腰に当てるように肋骨の下部分に当てて抑えたりしながら笑いました。
とにかく、お大事にしてください…
反省
どうしてこんなことを急に言い出したかというと、
最近のフィットネスとかって
スタジオレッスンを継続して習わないで
「空いている時間や都合のよい時間に合わせて、
その時のレッスンを受ける」ことができる
仕組みが多いじゃないですか。
私が行っている公共施設でもそういったレッスンがあって、
「まぁ~昔格闘系の動きやっていたから~」というノリで
運動不足にも拘わらず、突然ボディコンバットとかを…(>_<)
特にウエストを占めたいのでフックの動きを頑張って…
息ができないっ!
終わった後、しっかり水風呂→風呂→水風呂→風呂って何度も入ったのに…
効果なしで痛いだけでした…